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今週は慎重なスタートとなり、投資家らは利下げの可能性が検討されている消費者物価指数の発表に注目している。株式市場の上昇を主導する銘柄群がないため、米国株はまちまち。S&P500指数は0.02%の小幅下落、ダウ平均は8日間続いた上昇を止め、0.21%下落して引けた。一方、ナスダックは0.29%とやや上昇した。
NY連銀の4月の米消費者調査によると、過去1ヵ月間に米消費者のインフレ期待が上昇し、投資家の不安を煽っている。市場は、生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)、小売売上高の統計、およびパウエル議長をはじめとする多くの米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を待ち、市場の方向性を見極めようとしている。
個別銘柄では、アップル(AAPL.US)株は、次期iPhone用基本ソフトへChatGPT機能を搭載することで米オープンAI(OpenAI)と合意に近づいているとの報道で1.76%上昇した。 一方、ゲームストップ(GME.US)株は、ソーシャルメディア有名人の「ロアリング・キティ」のX(旧ツイッター)へ投稿がきっかけとなり、ファン買いが入り74.40%急騰、取引時間中110%超の上昇となった。同様に、AMC(AMC.US)は78.35%上昇し、取引時間中に一時100%上昇した。
(S&P500指数月足チャート)
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