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米国シティグループ(C.US)が発表した2023年第4四半期の決算は、純損益が18億米ドルの赤字と、2022年第4四半期の純利益が25億1,000万米ドルとは大きく対照的であった。赤字の主因は2つがあり、1つ目はシティグループの与信費用が92%増の35億4,700万米ドルに急増したこと。次に、総収益が年率換算で3%減少したことである。
同社は先週の金曜日に発表した声明で、2023年第4四半期の営業費用総額は23%増の160億ドルであったと述べた。この営業費用のうち、17億ドルは米連邦預金保険公社(FDIC)が査定した税引き前と売却に起因する。この費用は、スーザン・フレイザー最高経営責任者(CEO)が進めてきた世界的な組織再編によるもので、その中には10以上のリテールバンク事業の売却が含まれている。
ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は、「簡素化と売却の進展に続き、2024年は主要5部門の業績と再編に全面的に集中できる転換点になるでしょう。」と、「変革に必要な投資を継続する一方で、中期的な目標を達成し、株主投資を強化するために、資本とマクロ環境の変化に適応する能力に自信を持っています。」という声明を出した。
(シティグループ2023年第4四半期決算)
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