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中国が発表した最新の数字によると、4月の中国では海外ブランドのスマートフォンの出荷台数が増加している。アップルの株価は、この数字の発表後も上昇を続けている。中国信息通信研究院の発表によると、4月の中国での海外ブランドスマートフォンの出荷台数は前年同期比の231万1,000台から52%増の349万5,000台に急増した。
中国の発表ではアップルについて特に言及されていないが、アップルは中国における携帯電話の海外ブランドのトップを走っている。この数字は、昨年iPhone 15を発売した後にアップルが業績不振に陥ったというこれまでの報道による懸念を和らげた。
さらに、アップルは最近、中国での売上を押し上げ、主要な競争相手である華為技術(ファーウェイ)に対抗するため、フラッグシップモデルの新たな値引きを実施した。今回の値引きは、ファーウェイのスマートフォン、特に最新世代の端末「Pura 70」への消費者の関心が高まっていることなどから、中国での販売が鈍化する可能性があることを受けて発表された。
(アップル株価4時間足チャート。 出所:TradingView)
とはいえ、アップルの株価上昇幅は、市場が米PCE個人消費支出価格指数の発表待ちのため限られており、189.99近辺で取引を終えた。市場の多くは、年内に米連邦準備制度理事会(FRB)が少なくとも1回の利下げに踏み切ると予想しているため、PCE統計はFRBの政策動向をさらに見極める材料となるだろう。
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