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2024年8月7日現在、豪ドル対米ドルに関するテクニカル分析をお届けします。
オーストラリア準備銀行(RBA)は6日に開催した定例会合においても政策金利を12年ぶりの高水準に据え置き、粘り強いインフレが目標域に戻すのを待ってから、世界の他の中央銀行に追随して利下げを開始するかどうかを検討することになる。
第2四半期はやや弱含みだったものの、インフレは依然として懸念されている、というRBAの発言はタカ派的な姿勢を強調した。RBAが金融緩和サイクルの開始を検討するには程遠いことを示唆したため、豪ドルはさらなる下支えられる可能性がある。
(豪ドル/米ドル日足チャート。 出所:Ultima Markets MT4)
ストキャスティクスは、売られすぎゾーンで強気シグナルが点灯しながら、為替レートとポジティブダイバージェンスパターンを形成しており、現在強気派の勢力が優勢であることを示唆している。買いでエントリーの機会の有無について、より短い時間足のチャートが注目に値する。
相場が前回の安値にタッチした後、ピンバーが出現したことから、短期的には上昇トレンドが優勢である。前回弱気相場に転じた時の重要な価格水準である上の赤い水平線に注目しよう。
(豪ドル/米ドル1時間足チャート。 出所:Ultima Markets MT4)
買われすぎのゾーンから外れたストキャスティクスは再び強気のシグナルが点灯しており、現在の短期的な相場が依然として強気センチメントに支配されていることを示唆している。アジア取引セッションは通常、豪ドルのボラティリティが高い時間帯のため、ストキャスティクスが再び買われすぎのゾーンに入るのを注視しよう。
緑の200日線が豪ドル対米ドル相場の短期レジスタンスレベルとなっている。赤の33日線は65日線を超えようとしており、また、短期移動平均線グループが200日線を上抜ける前に、まだ強気相場に支配されるだろう。
(豪ドル/米ドル30分足チャート。 出所:Ultima Markets APP)
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