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2024年6月26日現在、豪ドル対米ドルに関するテクニカル分析をお届けします。
本日発表された5月消費者物価指数(CPI)は前年比4%と予想の3.8%を上回ったことから、物価上昇圧力は依然として根強く、豪準備銀行(RBA)の追加利上げ観測はさらに強まった。データ発表後、豪ドルは上昇し、政策金利に敏感な3年物国債利回りも上昇した。
ブロック豪中銀総裁は先週、政策金利を12年ぶりの高水準となる4.35%に据え置いた後も追加利上げを排除するつもりはなく、政策当局者はインフレの上昇リスクを引き続き警戒していると述べた。CPIの上昇は、RBAが8月の会合で利上げに踏み切るとの観測を高める可能性がある。
(豪ドル/米ドル日足チャート。情報源:Ultima Markets MT4)
MACDヒストグラムは徐々に鈍化して平坦化しており、強気相場の鈍化を示唆している。移動平均線とヒストグラムの絡み合いは、現在の為替レートがまだ調整中であり、トレンドの方向性が明確になっていないことを示唆している。
黒い65日線と赤い33日線が組み合わせた移動平均線サポートが、豪ドルのさらなる下落を抑えた。為替レートの上昇の高値も下降を続けており、下降トレンドラインによって為替レートは徐々に収束する三角持ち合いパターンを形成している。
(豪ドル/米ドル1時間足チャート。情報源:Ultima Markets MT4)
ボトム圏に入っている指標は、強気のシグナルが点灯し、現在、強気派の勢力が短期上部の占有を示唆している。指標がボトム圏から抜け出すのを待って、要注目の弱気グナルがあるかどうかに注目しよう。
為替レートは現在、強気・弱気の不透明な局面にある。どのような形の上昇と下落は、エントリーのための基礎としてすることはできない。短期の移動平均線グループを上抜ける為替レートが、後戻して、再び上抜ける兆しがあるかどうかを確認し、その後エントリーすると、より大きな成功を収めることができるだろう。
(豪ドル/米ドル30分足チャート。情報源:Ultima Markets APP)
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